食費を減らす方法

 年金暮らしになる前から家計簿をつけるようになりました。その結果分かったことがいくつか。

 退職して給料が減ったとき、これはまずい少しは節約しないとというように意識が変わると、徐々にその効果が表れてくると言うこと。

 退職後すぐにこれまでの食費の半分なんて言う目標は無理だと思いますが、3年ぐらいかけてじわじわ努力していけばよい感じです。

 というわけでどんな点を意識することによって食費が減るのかということですが、私の場合は以下の通り。

・ 外食を減らして、自炊率を高くする

 ショッピングモールや牛丼屋さんでは1食500円ぐらいで食べられるランチもありますが、そういったメニューを自分で用意することが出来れば、その経費は300円ぐらいになります。

 差額の200円が、旨さの差だったり、人件費の差だったりするわけですが、最初は妙に金ばかりかかって食材が無駄になることはあっても、地道に続けていれば、コツが把握できます。

 さらに、最近のスーパーには充実した総菜コーナーがあるので、どうしても調理が出来ないと言うことであれば、ご飯だけ炊いて、スーパーの総菜をおかずにするという方法もあります。

 もっと言えば、いわゆる冷凍食品の類を買えば、それこそ電子レンジで温めるだけという食品も多数。

 そういった惣菜や食品の殆んどは高くて300円前後ですから、外食はよりは安いと言うことです。

・ 購入した食材は使い切る

 これは結構難しいです。退職してすでに10年近く自炊生活が続いていますが、どうしても野菜等が余ってしまうことがあり、泣く泣く廃棄ということになります。これを減らせば良いと言うことなのですが、これはメニューの拡充が必要。

 その意味では、セールだから少し多めに買おうと言う誘惑に負けないように。だいたい普段は10円、20円安くなった商品を追い求めているのに、200円で買った白菜を使いきれずに3分の1を廃棄となれば60円の損。

 これじゃあ本末転倒だろうという気がします。その意味では、大袋に袋詰めになって安くなっているタマネギやジャガイモといったものは、私はほとんど買わなくなりました。

 不経済かもしれないなと思いつつ、すべてを使い切るためにばら売りのものを買うようになりました。

・ 1日の消費目標額の設定

 何年間も家計簿をつけて分かったことは、我が家の食材費は一か月4〜5万だと言うこと。というわけで、最近は1日の食材購入費用を1500円という目標に設定しています。

 こうするとだいたい1回5品前後の購入となり、余計なものを買うことが減ります。

・ メニューのレパートリーの拡大

 図書館に行くと料理に関する本を無料で借りることが出来ます。基礎知識不足を感じたので、何冊か借りて料理の基本を自分なりに勉強?しました。

 またネットでも多数のレシピが公開されています。残念ながら書いてある通りに作っても、なかなかそれっぽい味にならないことも多いのですが、5年ぐらいやっていたらそれなりの料理が出来るようになってきました。




見えない支出を減らす


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