電気料金を減らすために

 電気料金を減らすためには、まず契約している電流の値を少し小さくすることが大事なのですが、あまり小さくしてしまうとしょっちゅうブレーカーが落ちるということになります。

 落ちたからと言って電気料金が上乗せされるなんているペナルティはありませんが、落ちた瞬間にパソコン等が動いていた場合、その後の動作に影響が出る可能性もあります。

 というわけで適正な電流量を契約することになりますが、その適正量を知るためには、使用している電気製品がどのくらい電流を使うのかという知識が必要です。

 これについては前ページでまとめましたが、そこで調べた結果、今契約している電流が多すぎるという結論になったら、すぐに電力会社に連絡して変更してもらった方が良いです。

 ちなみに変更の工事費は無料です。電話で連絡をしたら、数日後に業者さんが来て20分ほどの作業です。最近はネットから工事の依頼も出来るみたいです。

 工事は業者さんが配電盤を確認する必要があるので、当日は家の中に人が入ることになりますので、あらかじめ配電盤周辺の片付けが必要です。

 次に気にするのが、基本料金以外の電気の節約方法。まあ当たり前ですが、基本的には特に使用電力が大きいものはなるべく使用時間を短くすると言うことに尽きます。

 またつい習慣でそのままつけっぱなしになっている照明やテレビ等はこまめに消すと言うのが鉄則。

 ちなみに年寄りや子供は、節約意識に乏しいとこの「消す」という作業を忘れがちです。年寄りの場合は「うっかり」と言うこともあるのですが、子供の場合は親がいつもそういった行動をとっていると自然に消す習慣が身に付きます。

 さらに温度設定が出来るエアコンやストーブ、こたつと言った電気製品の温度設定は1℃違うと節約効果も大きく変わります。

 つまり良く言われることですが、夏のエアコンは28℃、冬の暖房は20℃を環境省は推奨していますので、これに近づける努力が必要かもしれません。
 
 ファンヒーターの場合も温度設定は低めにするとか、こたつの場合も「弱」で使う、等ですね。ウォッシュレットの便座温度の設定なんてのもあります。

 冷蔵庫も許せる範囲で温度設定を弱くすることはもちろんですが、中に入れているものを詰め過ぎないなんて言う間接的な努力も必要です。

 この他、我が家で実行していることですが、照明等は徐々にLEDに変更しています。さらに細かいことを言えば、待機電力の見直しとかテレビの音量は小さめになんてことも考えられます。

 要は今の生活スタイルに悪影響が出ない範囲で無駄な電気を使わないという発想をすることだと思います。



ガス料金の見直し


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