水道料金の見直し

 電気、ガスと来れば次は水道ですが、これはなかなか節約といっても難しいです。テレビでは風呂のお水を10cmぐらいしか入れず、体の体積で水位が上がることを期待するみたいな節約もやっていました。

 しかし自分が入ることによって水位は上がりますが、その上昇はたかが知れています。たぶん普通に入ったら10cmぐらいが限度?

 それ以上上げるためには、軟体動物のように体を折り曲げて限りなくバスタブの底にくっつけるという作業が必要ですが、そこまでは踏み切れません。

 ただ早期退職をしたころは妻の提案で24時間風呂を利用していましたので、基本的に水はあまり取り替える必要がありませんでした。

 その分、水道代は助かっていたと思いますが、反面水温を維持するために自動的にヒーターが起動していたので電気料金は多くなりました。

 その後その電気料金の多さに気が付いて、古くなっていた24時間風呂を撤去。今はごく普通に水を張って3日ぐらいで入れ替えています。

 その状態で水道使用料を計算すると、浴槽の大きさ(容積)から水量を求めると80(cm)×70(cm)×50(cm)=280000(cm3)ぐらい。

 一ヶ月なら10回入れ替えることになるので2800000(cm3)。1m3は100×100×100=100000(cm3)なので=2.8(m3)という結論になります。

 しかし実際にはこれ以外にシャワーも利用しているわけで、これも調べてみると10分出しっぱなしで100リットルだそうです。この数値は結構大きくてショックです。

 息子と二人でトータル1日10分ぐらいは使っていると思います。しかもこれは毎日です。とすると100×30日=3000リットル。1立方メートルは1000リットルなので、これは3(m3)に相当します。

 つまり風呂だけで一か月少なくとも5.8m3ぐらい使っているということです。

 次に使用量が多いのが洗濯機。3日に1回、45リットルぐらいの水量表示で洗濯をしていますが、実際には標準設定で洗濯2回、すすぎ3回とかが繰り返されるので、1回の洗濯で45×5=225リットルぐらい使っているのではないでしょうか。

 これを月10回行えば2250リットルなので2.3(m3)ぐらいに相当します。というわけで、風呂、洗濯機を合わせて一か月8m3ぐらい。

 次がトイレ。1回流すと6Lだそうです。では自宅で1日に何回ぐらいトイレを使っているのか。息子と二人の生活ですが、仮に10回とすれば、1日の水量は60L。

 これが一か月になると60×30=1800L=1.8(m3)。以上を合計して約10(m3)。すべて多めに見積もっています。

 実は我が家の一ヶ月の水道使用量は今現在約9m3です。つまり多めに見積もっているということが分かるわけで、実際にはこれ以外に料理に使う分もあります。

 というわけで、以上のようなことを考えながら、どこで節水するのかを考えることが必要だということになります。


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